北後明彦先生
退職記念ウェブサイト
Professor Akihiko Hokugo
Retirement Celebration Website
北後明彦先生
退職記念ウェブサイト
Professor Akihiko Hokugo
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拝啓 皆々様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、北後明彦教授が2022年3月31日をもって、神戸大学工学部をご定年にて退職されることとなりました。
つきましては、先生のこれまでのご功績を記念し、併せて感謝の微意を表すため、下記のような記念講演会ならびに記念誌の作成を計画いたしました。この趣旨にご賛同いただき、多くの方のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
事業趣意書はこちら(リンク)
記念誌寄稿のお願い
神戸大学室崎研究室・北後研究室にゆかりのある卒業生・在学生・教職員・合同ゼミ関係者・学会関係者・研究会関係者等は、記念誌寄稿にご協力をお願いいたします。
■記念誌寄稿文投稿ページ: https://celebration.kobe-u.rcuss-usm.jp/publication
北後先生最終講義
本講義は神戸大学都市安全研究センター
RCUSSオープンゼミナールの一環として実施されます
第276回神戸大学
都市安全研究センター
RCUSSオープンゼミナール
2022年3月26日(土)
14:00~17:00(13:30開場)
オンライン会場(要申込)
Zoomウェビナー(ライブ動画視聴)
現地会場(要申込)
神戸大学百年記念館 六甲ホール
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学六甲台第2キャンパス
アクセス:https://go.rcuss-usm.jp/276map
地図:https://goo.gl/maps/u7L39Emjhf2M3fvg8
参加お申し込み
オンライン会場 視聴お申し込み
下記ページから、ライブ動画視聴申込を事前に行ってください。
フォーム:受付は締め切りました。
現地会場 参加お申し込み
「新型コロナウイルス感染対策事項」をご確認の上、下記フォームからお申込みください。新型コロナウイルス感染症拡大状況の観点から、入場制限またはオンライン開催のみへの変更とさせていただく場合もございますので、ご了承ください。
フォーム:受付は締め切りました。
プログラム
司会:鈴木恵子 総務省消防庁消防研究センター主幹研究官
①21世紀における建築・都市防火、地域防災研究の展開
北後明彦 神戸大学都市安全研究センター教授
これらの分野における1970年代からの研究状況を社会の変化とともに振り返り、研究成果の普及・活用や今後の研究の展開、あるいは、地域、教育と研究の関係について示します。
②建築・都市防火研究の動向と最新の成果
<市街地大火の発生条件と被害抑制について>
岩見 達也 国土技術政策総合研究所建築研究部防火基準研究室長
1995年阪神・淡路大震災では火災により多数の建物が被害を受けましたが、風の強い条件が重なっていれば被害はさらに甚大なものになったと推測されています。また、強風下で発生した2016年新潟県糸魚川市の火災は30,000m2以上が焼損し、市街地大火が現代でも起こり得ることが示されました。強風と火災の関係を改めて整理し、被害抑制に向けて有効な対策を探ります。
<自然災害に起因する大規模火災のリスク制御>
西野 智研 京都大学防災研究所社会防災研究部門准教授
地震火災と津波火災に焦点を絞り、現状の地震被害想定や地震防災対策から抜け落ちている重要な観点がないか考えます。また、リスク情報に基づいた合理的な防災対策の推進のため、様々な不確実性を考慮した地震火災・津波火災のリスク評価に関する最新の研究成果を紹介し、今後の巨大地震災害への備えを再考します。
③地域防災研究の動向と最新の成果
<巨大災害に向けた防災・復興研究の到達点>
越山健治 関西大学社会安全学部 安全マネジメント学科教授
1995年阪神・淡路大震災以後、巨大災害の防災対策・復興対策が日本社会で研究課題として注目されましたが、十分に研究成果が実装されることができず、2011年に東日本大震災が発生しました。これらを踏まえ、都市・地域計画論において巨大災害との向き合い方について、住宅と都市の関係、都市防災と地域再建の関係、災害リスクと地域計画の関係など、この25年、研究が果たした達成点と今後の課題についてまとめてみます。
<大規模災害時の避難行動・避難者支援>
荒木裕子 名古屋大学減災連携研究センター特任准教授
新型コロナウイルスの感染拡大を受け分散避難の考え方が示されています。しかし阪神・淡路大震災など過去の災害においても、危険な状態から逃れるため避難者は分散状態になり、その状況把握や必要な支援が届き難い状況は起きています。防災情報の高度化が進む中で避難行動とその後の生活継続をどう繋げるのか、現在の取組や動向を報告し、位置情報など技術的な側面と地域活動を組み合わせた災害対応の枠組みについて考えます。
④パネルディスカッション「今後の建築都市防火・地域防災研究の可能性と方向性」
コーディネーター:紅谷 昇平 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教授
お問い合わせ
北後明彦先生退職記念事業実行委員会
Email: celebration@rcuss-usm.jp
RCUSSオープンゼミナール
主 催:神戸大学都市安全研究センター
北後明彦先生退職記念事業実行委員会
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
神戸大学未来世紀都市学研究アライアンス
神戸大学減災デザインセンター